岡部 友樹

岡部 友樹

研究テーマ

    レバノン政治におけるパレスチナ人難民問題の展開

研究内容

     私はレバノンにおいてパレスチナ人難民が政治的決定の中でどのように扱われてきたのかという点に関して研究を進めています。共和制のレバノンでは建国以来、政治体制において宗教・宗派ごとの権力分有が制度化されており、多極共存が制度的に担保される一方で、往々にして政策決定の停滞が起こります。15年におよぶ内戦と内戦後のシリアによる主権の浸食を経て、議会が正常に機能し始めた2005年以降の道程において、1948年以来国家を悩ませてきたパレスチナ人難民の問題は新たな展開を迎えています。 
     現在はとくに2005年にレバノン政府が設置した「レバノン―パレスチナ対話委員会」を中心として、1. 宗派制度(confessionalism)と政策決定、および2. パレスチナ人(難民)の政治的な関与に関して研究・調査を行っています。


内戦の傷跡と戦後開発が交錯するベイルートにて

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