清水 加奈子(南アジア・インド洋世界論講座)
「ところ変われば―スリランカのシヴァラートリ祭り」

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ヒンドゥー教の祭り、シヴァラートリはスリランカ各地で行われます。写真は古都のキャンディ市内にある大きなヒンドゥー寺院での模様。多くの人々が真剣に祈る姿が印象的でした。同行した友人の地元ハプタレー(キャンディから約120キロメートル南東にある山間のまち)のある寺院では、祈祷のほかに特設のステージで歌や踊りが披露され大変賑やかだそうで、全く違うこの寺院の厳かな雰囲気に、彼も戸惑い気味。その後、同じ市内の小さな寺院に行くと、今度は子どもに囲まれ、年配の女性がお供えの作法を教えてくれるなどアットホームでした。そして祭りの翌日。東部のトリンコマリーに行くと、夜中に響く爆竹音!…ここでは祭りは1晩では終わらず、数日間シヴァ神の像が道を練り歩くのだそうです。同じ国の同じ祭りでも、ところ変われば雰囲気が全く違うところに、改めて実際に現地に行く楽しさを感じました。

【「アジア・アフリカ地域研究情報マガジン」第177号(2018年3月)第142回「メルマガ写真館」より引用】

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