高木 宗一郎

高木 宗一郎

研究テーマ

    現代中東の政治変動とグローバル・ジハード

研究内容

     昨今、イスラーム国(以下IS)が関係するとされる事件が中東・北アフリカだけではなく、中央アジア、東南アジア、さらには欧米諸国においてさえ頻発している。本研究では、ISやアル=カーイダ、また両者に忠誠を誓った組織の動態を明らかにするとともに、それらの組織の掲げるジハード主義の変遷を現代中東の政治変動と照らし合わせながら考察する。
     従来、ジハード主義やタクフィール主義(ムスリムを不信仰と断定する言説)の論理は「曲解されたイスラーム」とされ、彼らの主張のイスラーム性は否定されてきた。こうした否定の動きは、実際には穏健派と過激派の対立の結果起きている。
     そこで、本研究では、イスラーム国際法(スィヤル)に着目し、ジハード主義やタクフィール主義の論理を分析することを通じて、ジハード主義組織の動態=グローバル・ジハードを支えるイスラーム性を明らかにする。

パレスチナ西岸地区との境界線となっているヨルダン川。
マグタスでイエスが洗礼を受けたということで、
西岸側でもヨルダン側でも洗礼を受けている人が多くいた。

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