長岡 慎介 教授

教員プロフィール

長岡 慎介 准教授

長岡 慎介 教授

メールアドレス:nagaoka [a] asafas.kyoto-u.ac.jp 個人ホームページhttp://nagaoka.world.coocan.jp/ ASAFASでイスラーム世界の研究を志す皆さんへ(長岡研究室受験案内)http://nagaoka.world.coocan.jp/officialweb/admission2020.html(PCから) http://nagaoka.world.coocan.jp/officialweb/admission2020a.html(スマホから) 講座:平和共生・生存基盤論 「ささっとわかる!イスラーム―文化から経済・お金まで―」(京都大学広報「ザッツ・京大」掲載): https://www.thats.pr.kyoto-u.ac.jp/2019/05/30/6851/
※最新情報は京都大学教育研究活動データベースをご覧ください:https://kdb.iimc.kyoto-u.ac.jp/profile_private/ja.fe38e6492d6439b9.html

専門分野(ディシプリン)

    地域研究、経済学、イスラーム学

研究テーマ

    グローバル・イスラーム経済論、イスラーム金融研究、比較経済思想・経済史、イスラーム世界論、中東経済論・中東金融論

研究内容

    1. 1970 年代に中東地域で本格的に登場し、現在世界的な広がりをみせているイスラーム金融に着目し、中東および東南アジアを対象としてその実態を調査してきた。また、イスラーム金融の実践を支えているイスラーム経済の理念および思想の独自性を、(広い意味での)経済学の方法論を援用して探究してきた。今後は、イスラーム経済の観点から、経済理論、経済史、経済思想を捉え直すことで、西洋近代が作り出した資本主義システムとは何であったのかを批判的に検討していきたいと考えている。
I have been focusing on Islamic finance, which first emerged in the Middle East in the 1970s and which is currently spreading globally with rapid growth. My main research interest is to clarify the unique characteristics of the concepts and philosophies of Islamic economics, which underlie the practices of Islamic finance, adopting the methodology of economics (in the broadest sense). Based on my research, I will reconsider economic theory, economic history, and economic thought from the perspective of Islamic economics and finance, in order to take a critical look at the essence of the capitalist system generated by Western modernization.

所属学会

    日本中東学会、日本イスラム協会、日本オリエント学会、British Society for Middle Eastern Studies

主要業績

著書(単著)
『お金ってなんだろう?あなたと考えたいこれからの経済』平凡社、2017年. 『現代イスラーム金融論』名古屋大学出版会、2011年.
著書(共著)
『イスラーム銀行―金融と国際経済』山川出版社、2010年(小杉泰との共著).
著書(分担執筆)
「リバー(利子)の禁止―イスラーム経済の歴史的展開と現代」小杉泰・江川ひかり編『イスラーム―社会生活・思想・歴史』新曜社、157-162頁、2006年.
「ヨルダンにおけるイスラーム金融をめぐるポリティカル・エコノミー再考」濱田美紀・福田安志編『世界に広がるイスラーム金融―中東からアジア、ヨーロッパへ』アジア経済研究所(アジ研選書)、47-65頁、2010年.
「流動性管理手法からみたイスラーム金融の多様性再考」濱田美紀・福田安志編『世界に広がるイスラーム金融―中東からアジア、ヨーロッパへ』アジア経済研究所(アジ研選書)、275-294頁、2010年.
「イスラーム金融の現在と変容する多様性」濱田美紀・福田安志編『世界に広がるイスラーム金融―中東からアジア、ヨーロッパへ』アジア経済研究所(アジ研選書)、255-273頁、2010年(吉田悦章との共著).
「中東アラブ諸国における民間部門発展の歴史的沿革―中東湾岸諸国の銀行部門の分析から」土屋一樹編『中東アラブ諸国における民間部門の発展』アジア経済研究所(アジ研双書)、107-133頁、2010年.
“Islamic Finance at the Two-Edged Blade? Conflict and Coordination between Sharia Legitimacy and Economic Feasibility.” In Finance islamique: regard(s) sur une finance alternative. Mazars: Blida (Algeria), pp. 268-273, 2011.
「中東湾岸諸国における銀行業の国際展開の歴史と現在」土屋一樹編『中東アラブ企業の海外進出』岩波書店(アジア経済研究所叢書9)、79-116頁、2013年.
「現代世界におけるイスラーム経済の再興─その知的伝統とダイナミズム」イスラムビジネス法研究会/西村あさひ法律事務所編『イスラーム圏ビジネスの法と実務』一般財団法人経済産業調査会、109-119頁、2014年.
「現代イスラーム経済論の新潮流─そのビジョンと挑戦」イスラムビジネス法研究会/西村あさひ法律事務所編『イスラーム圏ビジネスの法と実務』一般財団法人経済産業調査会、121-130頁、2014年.
“Islamic Finance and Global Economic History: Beyond the Western Paradigm.” In Zamir Iqbal and Zurina Shafii eds. State of Islamic Finance: A Retrospective Assessment and Looking Forward. Bandar Baru Nilai: Universiti Sains Islam Malaysia, pp. 111-136, 2015.
「資本主義の未来―イスラーム金融からの問いかけ」村上勇介・帯谷知可編『融解と再創造の世界秩序』青弓社(相関地域研究2)、187-207頁、2016年.
「何が/誰がイスラーム金融を作るのか――理念と現実をめぐるダイナミズムと多様性」アジア法学会編『現代のイスラーム法』成文堂、198-220頁、2016年.
「イスラーム経済論」私市正年・浜中新吾・横田貴之編『中東・イスラーム研究概説―政治学・経済学・社会学・地域研究のテーマと理論』明石書店、86-95頁、2017年.
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